昼は焼肉の店に入った。
カルビ・ロース・タンをそれぞれ2人前ずつたのみ、一息ついた。ビールはY元だけたのみ、ぼくはウーロン茶をたのんだ。運転手はつらいぜ。
「野菜たのもうか。」
「うん。」
と、たのもうと思ったら、まず、カルビがきた。ちょっとびびった。普通の店の倍の量があるのだ。続いてタンが来たが、これもそんな感じ。
「おれ、ちょっとびびってる。」
「多いなあ。」
「とりあえずご飯たのもう。」
ご飯をたのんで、黙々と焼いては食い、焼いては食いしていたが、カルビとタンはやっつけたけど、ロースがあと7〜8枚というところで2人ともダウン。もったいないなあと思いつつ、すごすごと店を後にしたのだった。
その後、やっとY元の宿舎に向かった。
だいたいここは、学生が多く入っているらしく、食事も2食ついている。広さは広島の寮とさしてかわらない。
「なんか広いような気がするけど。」
「そりゃ、荷物がないからね。」
「そっか。」
「そういや3時くらいからテレビで競馬の中継するんじゃないん?」
「うん。あっ、でもこっち (徳山で) 映るかなあ。」
Y元はテレビのスイッチを入れた。
「ああ、OK、OK。やってるやってる。」